薬害C型肝炎問題をめぐり、政府は一律救済する法案の骨子を発表しました。
この法案には、国による被害の発生と拡大の責任を明記し、救済対象は国が決めるのではなく、
裁判所が判断するものとし、恒久法の制定となっています。
このように国に薬害肝炎問題で責任を認めさせたのは、原告団の方々の命をかけた活動が実ったものです。
原告団の皆様へ心から敬意を申し上げます。
私たち薬剤師は、薬害発生の最前線で従事しています。
日常の中から重大な問題や人権を感じるアンテナの感度を磨き、薬害の防波堤にならなければいけません。
そのために、私たち民医連薬剤師は、来年開催の第5回近畿地協中堅薬剤師研修会に薬害問題を
取り入れています。その中から、薬剤師の役割を見つめる機会にしたいと思っています。
薬害は救済で終わる事ではありません。国が薬害根絶を本気に進めなければいけません。
現在裁判中の薬害イレッサの早期解決に向けて国・製薬メーカーは真摯に取り組むべきです。
(富士さん)
コメント (1)
ご紹介ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。
ついつい感情的になってしまう性格でして・・・。色んな視点で見ることを心がけます。
投稿者: 富士さん | 2008年01月31日 13:21
日時: 2008年01月31日 13:21